【蚊とダニの症状の違いとは?】どっちにも効く対処法や駆除の方法!
2022/06/10
なんだか体がかゆい。
そう思ったら、ダニや蚊が原因かもしれません。
でも、ダニと蚊のどちらに刺されたかわかりづらいですよね。
そこで今回は、ダニと蚊の症状の違いや、
対処法や駆除の方法をご紹介します。
ダニと蚊の症状の違い
まずダニに刺された時の症状について。
ダニが生息している範囲は広く、
家の中や藪の中などいろいろな場所に生息しています。
人間を刺すダニやアレルギーを引き起こすダニ、
人の血を吸うダニなど種類もいろいろいます。
ダニに刺されると、0.5cm~1cm程の赤い斑点ができます。
その斑点には小さな穴が2つ空いていて、
これがダニの吸血針の跡です。
ダニの吸血針はY字になっているので、穴は2つなのです。
ダニも蚊もそうですが、かゆくなるのは
アレルギー反応を起こしているからです
ダニの場合、刺された直後はかゆみが出ません。
8時間~24時間ほど経って、かゆみが出て来ます。
ダニのかゆみは激しいので、
蚊に刺された時よりかゆかったら、ダニの可能性が高いです。
また、蚊と違いダニは一度に複数個所刺したり、
服で覆われた部分を刺すので、
そのような場合はダニの可能性ありでしょう。
次に蚊に刺された時の症状について。
蚊は温度を感知して、暖かい所へ向かう習性があります。
人間や動物の体温や匂いをたよりに、血液を吸いにやってきます。
蚊に刺されると、小さな穴が1つ空きます。
これは、蚊の吸血針がストロー状になっているため、
ダニと違い穴が1つだけなのです。
蚊が刺す時は、血を吸いやすくするために、
血を固まらせない働きをする物質を唾液と共に注入します。
この唾液がアレルギー反応を起こし、かゆみの原因となります
蚊に刺されても数時間経てば綺麗に治る場合が多いですが、
まれに、かゆみや腫れが数日間続く場合もあります。
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ダニや蚊に刺された時の対処法は?
どちらの場合も、かゆいのは分かりますが、掻くことはやめましょう。
掻くことで傷が付き、細菌が侵入して化膿してしまう事もあります。
水で洗い流したり、冷やしたりする事で
かゆみが軽減することがあります。
その後は、ガーゼや絆創膏、虫刺され用パッチを貼って、
なるべく掻かずに、そっとしておきましょう。
塗り薬を使用する場合は、かゆみの原因物質であるヒスタミンを抑える
抗ヒスタミン剤などを使いましょう。
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ダニや蚊の駆除の方法は?
例えば、布団に潜むダニを退治するには、布団乾燥機が有効でしょう。
ダニは、50℃以上の温度を20分間続けられたり、
湿度が低いと、そこに生息できなくなります。
布団乾燥機を使えば、60℃くらいまで暖まるので、
湿度が下がる事も加え、20分以上かけておけば、ダニは撃退できます。
湿気を取るという意味では、天日干しも有効です。
天気の良い日に、表裏1時間ずつ干しましょう。
干し終わったら、はたくのはやめて、掃除機でダニを吸い取りましょう。
蚊を駆除するときに気を付けたいのが、
周辺に水場がないかどうかです。
水場があると、蚊の幼虫であるボウフラが発生する原因となります。
まずは、周辺の水場を埋めてしまうのが良いでしょう。
また、成虫の蚊に関しては、
市販されている蚊取り線香や蚊取りマットを使用しましょう。
最近は、蚊が壁に休みに来るところを狙って、
先に壁にスプレーを付着させておくという商品もあるので
試してみて下さい。
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【蚊とダニの症状の違いとは?】どっちにも効く対処法や駆除の方法!のまとめ
ダニと蚊では、傷口の穴の数が違うんですね。
正しい対処法を知り、次から刺され無いように駆除もしておきましょう。