【ハムとベーコンと生ハムの違い?】ベーコンと生ハムはほぼ同じ?
2022/06/10
お中元やお歳暮で、ハムやベーコンをもらう人は多いですよね?
ところで、ハムとかベーコンってなんだか似ていますが、何が違うんでしょうか?
今回は、ハムとベーコンと生ハムの違いと、
ハムとベーコンのカロリーの違いについて解説します。
ハムとベーコンとの違い
ハムやベーコンは国によって作り方が様々なので、
今回は日本におけるハムやベーコンを扱います。
まず、ハムの作り方は、
塩漬け→腸詰め→くん煙→ボイル
の順です。
一方、ベーコンの作り方は、
塩漬け→くん煙
の順です。
お分かりのように、ベーコンには腸詰めとボイルの工程がありません。
また、どちらもくん煙しますが、くん煙の温度と期間が違います。
ハムの場合は、温くん法が一般的で、
30~80℃で1日5時間を1~3日かけて、くん煙します。
一方、ベーコンの場合は、冷くん法で行われ、
15~30℃で1~3週間ほどかけて、くん煙されます。
ベーコンの方が低温でじっくり時間をかけてくん煙されているんですね。
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ハムと生ハムの違い
復習ですが、ハムの作り方は、
塩漬け→腸詰め→くん煙→ボイル
の順でしたね。
一方、生ハムの作り方は
塩漬け→腸詰め→くん煙
の順です。
生ハムの場合はボイルせず、それゆえに生と言われます。
ハムと生ハムでは、くん煙法も違い、
ハムは温くん法で、生ハムは冷くん法です。
しかし、くん煙しない場合もあり、
くん煙しなくても、ハムや生ハムと呼べるようです。
ここまで書くと、ベーコンと生ハムの違いがあまり無いように感じます。
ベーコンは、塩漬け→くん煙で、
生ハムは、塩漬け→腸詰め→くん煙でした。
くん煙の方法は、どちらも冷くん法ですから、
ベーコンと生ハムの違いは、腸詰めしているかどうかだけです。
ベーコンと生ハムは、名前は全然違いますが、
意外にも作り方にさほど違いは見られないという結果でした。
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ハムとベーコンに使われる部位の違い
ハムとベーコンには、どちらも豚肉が使われます。
しかし、使われる部位が微妙に違います。
同じ部位からハムとベーコンを作る場合もありますが、
多くの場合、ハムはロースから作られ、
ベーコンはバラ肉から作られます。
しかし、これ以外の部位からも、ハムやベーコンは作られます。
具体的には、ロースから作られるのがロースハム、
バラ肉から作られるのがベーコンやベリーハム、
モモ肉から作られるのがボンレスハムや骨付きハム、
肩ロースから作られるのがショルダーベーコンやショルダーハムです。
ハムやベーコンは、いろいろな部位から作られているのですね。
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ハムとベーコンのカロリーの違い
一般的なハムやベーコンでは、
ハム1枚あたり25kcalで、
ベーコン1枚あたり73kcalです。
ハムの方がカロリーは低いですね。
ダイエット中の方は、お湯で茹でてから食べると、
油を落とせるのでおすすめです。
茹でる時間の目安は、どちらも10秒程度でしょう。
ハムとベーコンと生ハムの違い?ベーコンと生ハムはほぼ同じ?のまとめ
ハムとベーコンと生ハムの違いは、腸詰めやボイルをするかや
くん煙の方法が違いましたね。
ベーコンと生ハムは、ほとんど同じ製法なのが、びっくりですね。