日常に小ネタをぽとり

知っているとちょっと得する小ネタを配信します

雑学

【仮想通貨の基本のき】そもそもの定義や日経平均で予想できるって本当?

2022/06/10

最近、仮想通貨という言葉を良く耳にしますが、

みなさんは仮想通貨についてどのくらい知っていますか

 

現金に慣れている人にとって、目に見えない仮想のお金と言われてもピンと来ませんよね。

でも、仮想通貨って、世界を変えてしまうものかもしれないんです。

 

そこで、今回は知らないと時代に取り残されてしまうかもしれない仮想通貨について、

詳しく、かつ分かりやすく解説します。

スポンサードリンク

 仮想通貨とは、わかりやすく言うと何?

仮想通貨とは、インターネットを使って、不特定多数の人の間で、

物やサービスと交換できる物の事です。

 

仮想通貨の種類は全部で1500種類以上あると言われています。

それらの仮想通貨は、主に専門の取引所を仲介して、

ドルやユーロ・円などと交換されたり、仮想通貨同士が交換されたりします。

 

例えば日本銀行券には日本銀行という発行母体がいて管理していますが、

仮想通貨には中央銀行などの公の発行母体や管理者がいません

スポンサードリンク

仮想通貨の定義って、実はこうなってる!

金融庁が定義している仮想通貨には2種類あります。

それは、1号通貨と2号通貨です。

 

1号通貨の定義は、不特定の人に対して、物やサービスを購入したり借りたりできる事や、

財産的な価値があり、不特定の人に対して売買できる事が挙げられます。

また、電子情報処理組織を使っての移転ができる事が求められます。

 

注意点としては、日本円や外国の通貨で表示できたり、

債務の履行ができる物は仮想通貨ではありません。

 

2号通貨の定義はもう少し簡単で、

不特定多数の人に対して、1号通貨との交換ができる事や、

電子情報処理組織を使っての移転ができる事が求められます。

スポンサードリンク

仮想通貨は英語で何と言う?

仮想通貨は英語で何と言うか知っていますか?

実は、英語では仮想通貨ではなく、暗号通貨と言われる方が多いそうです。

 

暗号通貨は英語で「Cryptocurrency(クリプトカレンシー)」と言います。

「Crypto」は暗号で、「currency」は通貨という意味です。

 

省略して、「Crypto」だけでも暗号通貨という意味があります。

「Crypt」は地下室という意味になってしまうので気を付けて下さい。

 

一方で、「virtual currency(バーチャルカレンシー)」という言い方もあります。

これは日本語に訳せば仮想通貨という意味なので、そのままですね。

スポンサードリンク

主な仮想通貨の種類の一覧と違いを解説!

・ビットコイン

世界初の仮想通貨で、ナカモトサトシという人物が作りました。

仮想通貨では一番有名ですね。

発行上限枚数は2100万枚です。

 

・イーサリアム

ビットコインではできなかった、スマートコントラクトという機能を持っています。

 

スマートコントラクトとは、設定した条件を満たした時に自動で特定の動作をする、

ということで、わかりやすく例えれば自動販売機です。

自動販売機は、お金を入れて、商品ボタンを押すという条件を満たせば、

自動で商品が出て来ますよね。

 

それと同様に、スマートコントラクトは、様々な分野への応用が可能です。

民泊や行政、ゲーム、株、保険、教育など、その分野は多岐にわたります。

 

・リップル

送金や決済に特化した仮想通貨です。

リップルとは、世界の60以上の金融機関が提携していて、

グーグルが出資した時に話題になりました。

 

・ネム

カタパルトと呼ばれるプロジェクトが実現した場合、

処理速度が非常に速くなるとされています。

 

・ビットコインキャッシュ

ビットコインの処理速度の問題を解決するために、

ビットコインから分離した仮想通貨です。

 

・イーサリアムクラシック

イーサリアムから分裂した仮想通貨で、

機能はイーサリアムとほぼ同じです。

 

・リスク

英語ではLiskと書き、危険という意味のriskとは関係ありません。

発行枚数の上限が無いため、毎年新しくコインが発行されます。

 

・ライトコイン

ビットコインの次に古い仮想通貨です。

スポンサードリンク

 仮想通貨を支えるブロックチェーンと応用先とは?

仮想通貨に関連して、ブロックチェーンという言葉を良く聞きますよね。

ブロックチェーンとは、仮想通貨を支える重要な技術ですが、

なんとその応用範囲は仮想通貨だけにとどまりません。

 

ブロックチェーンは分散型のコンピュータネットワークで、

取り扱うデータは世界中のパソコンに点在しています。

 

中央集権では無いので、分散型のシステムを止めようと思えば、

世界中のパソコンを停止させなければいけませんが、

それは現実的には不可能です。

なので、ブロックチェーンは非常に破壊されにくいシステムと言えます。

 

ブロックチェーンが生まれる前は、

金融取引は銀行やVISAを通して行われていました。

 

取引が正しいかどうかは、銀行やVISAが判断しており、

ここが正しいと言えば、その通りになってしまうという欠点がありました。

 

しかし、ブロックチェーンを使えば、銀行やVISAを介さずに

取引の信憑性が担保されます。

 

ブロックチェーンの情報を改ざんする事は非常に困難です。

なぜなら、情報を書き換えるためには、

世界中のパソコンを操作する必要があるからです。

 

ブロックチェーンが応用できる分野は通貨だけではありません。

不動産取引にも応用できますし、

食品がどこを流通して、誰が加工したかという情報も管理できます。

このほかにも、様々な分野への応用が期待されています。

スポンサードリンク

仮想通貨のマイニングって何?税金の計算の仕方は?

仮想通貨のマイニングって何でしょうか?

マイニングとは、日本語で採掘と言う意味です。

 

仮想通貨でマイニングという作業をすると、

新しく発行された仮想通貨がもらえます

 

この現象が、金の採掘に似ていることから、マイニングと呼ばれています。

 

マイニングするには、高性能なコンピューターが必要です。

さらにはそれにかかる電気代も必要になります。

 

マイニングに成功した人には、これらの対価として

新規発行された仮想通貨が支払われるのです。

 

マイニングの重要な役割に、取引の承認というものがあります。

仮想通貨を送金した際に、その送金データが正しいかどうか検証する必要があります。

 

マイニングで検証が完了した取引データは、正当なデータとして認められ、

改ざんが出来無いようになります。

 

ちなみに、マイニングで得た仮想通貨に、税金はかかります。

国税庁によると、マイニングで得た報酬は、事業所得もしくは雑所得となり、

 

その所得金額は、

収入金額(マイニング等により取得した仮想通貨の取得時点での時価)から

マイニングにかかった必要経費を差し引いて計算されます。

 

しっかりとマイニングでの取得時点での時価を計算して、

適切な額の税金を払いましょう。

スポンサードリンク

仮想通貨と日経平均の値動きは似ている?

仮想通貨の中でもビットコインと日経平均の動きが似ているという情報があります。

 

日経平均の動きを見てみましょう。

日本は戦後の40年間にかけて右肩上がりの成長を遂げました。

そして、1989年12月にバブル経済でピークを迎えました。

 

その後、90年代後半にはITバブルの生成と消滅を経て、

2009年3月にバブル後の最安値を付けました。

 

しかし、2012年12月に始まったアベノミクスにより、

徐々に日経平均は回復しつつあります。

 

この動きはビットコインの動きと確かに似ている所があります。

日経平均とビットコインを重ね合わせると、

ビットコインは日経平均の40倍のスピードで進んでいる事になります。

 

とはいっても、単なる偶然なので、これからも重なる根拠はないですが、

面白い一致ですね。

スポンサードリンク

仮想通貨の今後を予想すると?

仮想通貨の今後は予想できるのでしょうか?

 

2010年5月17日に、アメリカのプログラマーが

1万ビットコインでピザ2枚を購入しました。

 

その時はビットコインは、海の物とも山の物とも知れなかったのですが、

その後ビットコインの価格は上昇し、

1万ビットコインは100億円もの価格になりました。

ピザ2枚が100億円とは驚きですね。

 

では、今から仮想通貨を買えば、

その価格は大変な値上がりを見せるのでしょうか?

 

残念ですが、その可能性は低いでしょう。

なぜなら、人気のある仮想通貨はすでに大きく値上がりした後だからです。

ここからさらなる大きな値上がりは期待しにくいでしょう。

 

しかし、あまり世間では知られていないマイナーな仮想通貨は、

今後大きな値上がりを見せるかもしれません。

-雑学