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「医療・健康」の違い

【関節リウマチと変形性関節症 の違い?】効果的な関節トレーニング!

https://care-tensyoku.com/column/care-terminology/2277

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関節リウマチとは、腫れを伴う関節の痛みがある病気です。似たような病気としては、変形性関節症があります。変形性関節症は加齢や負荷のかけ過ぎが原因で、関節の軟骨がすり減り、痛みを伴う病気です。今回は、関節リウマチと変形性関節症の違いの解説や、関節に負担をかけない動作とトレーニングをご紹介します。

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関節リウマチは早期発見と早期治療が大事

年齢を重ねると、膝の関節痛などに悩まされる人は多くいます。しかし指の関節が痛いなどという症状は、あまり聞いたことがないので不安になるのではないでしょうか?このような指の関節の痛みなどは、関節リウマチで起こります。関節リウマチは、関節が腫れて痛み、こわばったりして日常生活に支障をきたす場合もあります

 

一方で加齢に伴う関節の痛みは、変形性関節症でも起こりえます。まずは医療機関を受診して医師の判断を仰ぎましょう。 関節リウマチを放置すると、関節が破壊されていき、その症状は全身に広がります。適切な治療を受けるためにも、早期発見・早期治療を心がけましょう。現在では関節リウマチの治療法は進歩しており、発症する前と同様の日常生活を過ごせることが増えています。

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 関節リウマチの原因

関節リウマチと変形性関節症には、その原因に大きな違いがあります。骨と骨とのつなぎ目である関節は、軟骨という柔らかい組織で覆われています。変形性関節症の場合、この軟骨がすり減ることで痛みを伴います。軟骨はクッションのような役割を果たしており、それがすり減ると骨同士がぶつかって痛みを生じさせ、さらには骨が変形するような場合もあります。

 

一方で関節リウマチの原因は自分自身の免疫が原因です。関節を包む滑膜を敵とみなして免疫が攻撃するのです。本来ならば免疫は外部から侵入したウイルスを退治する働きがありますが、関節リウマチに関しては免疫が誤作動していると言えます。関節リウマチは自己免疫疾患の一つであり、自然には治りません。それどころか放っておくと滑膜は免疫に攻撃され続け、炎症が酷くなり、関節組織や骨が破壊されていきます。関節リウマチは指や膝、肘などの全身の関節で起こり得ます

 

変形性関節症では、一つの関節が痛むなどの症状が主ですが、関節リウマチでは全身の関節が痛むという症状が起こります。ただ全身に痛みが起きる自己免疫疾患としては、全身性エリテマトーデスなどがあるので注意しましょう。

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 関節リウマチの治療法と筋力

関節リウマチの治療方法としては、抗リウマチ薬のメトトレキサートを最初に服用することが多いです。この治療法では、関節の炎症に関係するビタミンの一種である葉酸の働きを抑えることで、薬を飲んで1~2ヶ月で、関節の腫れや痛みを軽減できます。炎症を抑えて関節を守るため、早期の発見で治療を開始できれば、関節や骨の破壊を防ぎ、今まで通りの日常生活を過ごすことができます。

 

またこのような治療法と併用して、関節に負荷をかけないことや、関節を固まらせない、関節を支える筋力をつけることが大事です。関節が痛むからといって関節を動かさないでいると、筋力が低下し動かしにくくなってしまうからです。関節リウマチで関節を動かしにくくなると、ペットボトルの蓋を開けることも容易にはできません。しかし時間がかかってもいいので自分で行うことが大切です。また家族の理解も必要でしょう。関節リウマチは薬を服用したり関節を守る日常生活で軽減はできますが、治る病気ではないため、治療費のことも含め家族からの理解は必要です。

 

薬を服用している間は、免疫は滑膜を敵とみなしませんが、服用をやめると再び滑膜を敵とみなし炎症が発生します。炎症で関節が変形してしまうと、手術が必要になったり、足の機能が低下することで寝たきりになったりしてしまいます。適切な治療を続け、関節リウマチでも長い健康寿命を手に入れられるようにしましょう。

https://diamond.jp/articles/-/140503

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  関節に負担をかけない動作とトレーニング

普段の動作で関節に気を使うことで、関節リウマチを悪化させないことができます。まず座るときは姿勢良く座りましょう。背筋をまっすぐにして、下を向いた時にも背骨が曲がらないように意識します。また同じ姿勢を長時間続けると、特定の部位への負担が増すので、同じ姿勢は長く続けない方が良いでしょう。体重が重いと関節への負荷が大きくなるので、食生活を見直して体重のコントロールをしましょう。立ち上がる時には手首の関節に負担がかからないように、手首ではなく腕全体で支えて立ち上がりましょう。また、荷物を持つときは指先だけで持つのではなく、肩にかけることを意識しましょう

 

関節トレーニングには2種類あります。まずは両手をぐっと握ってグーにした後に、指を大きく広げるグーパー体操です。もう一つは肘の曲げ伸ばしトレーニングで、左右の腕を同じ側の肩につけて、ゆっくりと前に伸ばします。その後ゆっくりと腕を曲げて、元の位置に戻すことを繰り返すトレーニングです。

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