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雑学

赤ん坊の脳が小さいのは何故?大脳皮質は生まれた後に完成する

https://laboratory.brainhuck.info/category5/

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生まれたばかりの人間の赤ん坊は動物と比べて頼りない姿です。しかし目が見えるようになり、周囲の環境に慣れ適応し始めると、驚くほどの成長を始めます。この赤ん坊の脳は生まれたばかりでは男女とも平均して400g程度であり、体重の約12%にあたります。これは人間が生きるために必要な最小限の脳の容量です。一方で馬や牛は生まれてすぐに立ち上がって歩くことができます。そして危険を察知すると走ったりできるようになり、親と同じように生きることができるのです。つまり生まれた段階でかなり脳が完成した状態で生まれてきているのです。

 

ところが人間の赤ん坊は非常に未完成の状態で生まれてきており、脳幹ができて、妊娠2ヶ月目で脳幹・脊髄がほとんど出来上がり、その後小脳が大きくなりますが、大脳皮質は不完全な状態のままです。生後6ヶ月の脳の重さは約800gで、4~5才で1200g、二十歳で1200から1500gです。なぜ人間が馬や牛のように脳を完成させた状態で生まれてこないのかと言うと、小さな脳でないと母親の産道を通り抜けることができないからです。そのため人間は生まれてから大脳皮質が発達するように進化しているのです。このような進化の仕方であると、生まれてからの周囲の環境や育児の仕方で、様々な豊かな個性を獲得できるので、人間の根源の形成ともいえます。

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