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宅配の再配達問題を解決するアイデアとは?!ラストワンマイルを制しろ!

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近年アマゾンなどのネット通販が拡大するにつれ、荷物の再配達問題が浮上してきた。宅配ドライバーは何度も配達先まで行かねばならず、そのせいで予定の配達ルートを変更して、時間内に荷物をさばききれないという問題が社会問題化している。何度も再配達したのに家主が不在で、頭にきた宅配員が荷物を道路に投げつけるという問題も発生している。今後もネット通販の利用は増加していくのに対して、我々はどうやってこの問題を解決したらいいのであろうか。

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宅配が崩壊した3つの原因

1つ目の原因は単身世帯の増加や核家族の減少による世帯数の増加や、女性の社会進出である。単身世帯が増えれば、配達しなければいけない配達先が増え、宅配員の負担は増える。核家族の減少による世帯数の増加も同様である。1世帯当たりの人数が減れば、必然的に配達した時にその家で受け取れる誰かがいなくなる。女性の社会進出も相まって、宅配員が配達した時に、家に誰かいる状態が減り、その結果再配達が増えるのである。

 

2つ目の原因はスマホの利用時間の増加である。スマホの利用時間は年々増加している。家事の合間や移動時間などもスマホを見るようになり、その隙間時間でネットで買い物をするのである。スマホが手放せなくなったことで、ネット通販を利用する機会が増え、宅配の荷物の急増につながっている。

 

3つ目の原因は、時間の価値が上がっていることである。日本の宅配便は、時間指定ができ、指定された2時間以内に届けるサービスがあるが、現代人はこの2時間さえ待てなくなっている。この背景には、スマホでの隙間時間の活用があり、スマホで細切れの時間を有効活用できることに気づいた現代人は、2時間も家でひたすら荷物が届くのを待ちきれないのである。その結果、宅配員に電話して、今すぐ届けてくれと無理難題を吹っ掛け、宅配員は予定の配送ルートを変更せざる負えず、その影響は勤務時間内に配達が終わらないという問題につながる。

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コンビニに解決できるか?

再配達の問題を解決するには、宅配員と受取人が同時に会わなければいけないという問題を解決しなければいけない。このラストワンマイルの問題を解決すると期待されているのが宅配ボックスである。

 

近年は宅配ボックスを設置している家も増えたが、まだまだ数は足りない。コンビニでも、レジで荷物を受け取れるサービスはあるが、利用率は芳しくなく、しかもこれから無人化を進めるコンビニで、受け渡しに人が必要な従来のシステムでは都合が悪い。

 

そこで宅配ボックスをコンビニの開いているスペースに設置する店が出てきているが、実は宅配ボックスはそこまで利益を出すサービスではないのである。客にセルフでサービスを頼むものとしては、コーヒーマシンやATMがあるが、それらの方が専有面積は小さいのに、はるかに利益を生み出しやすい。そのような低利益のサービスをコンビニが進んで取り入れていくとは考えにくい。

 

しかし、人工知能ロボットが荷物を家まで届けてくれる未来はまだ遠い。ラストワンマイル問題を解決するには、宅配ボックスを増やすしか手はないのだ。

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結論を言えば、従来のように、駅やコンビニ、ショッピングセンターだけではなく住宅街やオフィス街、工場や公園、病院、学校などあらゆる場所で、24時間誰でも利用できる宅配ロッカーを設置することが望まれる。

 

これらの宅配ボックスを網目状に配置することで、家の近くで荷物を受け取れる利用者の満足度は向上し、宅配員も再配達の問題から解放される。

 

一昔前は自販機はドル箱で、置いているだけで自動で収入を産んでくれる機械だったが、現在では自販機が増えすぎて、利益の奪い合いになっている。空きスペースを持っている地主の中には、自販機から宅配ボックスに乗り換える人も多いだろう。

 

ネット通販利用者は、注文の時点で宅配ボックス利用料金分も支払い、それが宅配会社経由で、宅配ボックスを設置している地主に支払われる仕組みだ。

 

自販機だけでなく、有料駐車場も増えすぎている現状、それらを宅配ボックスに置き換える動きは加速してくだろう。

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