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雑学

三遊亭円楽が激やせ!脳梗塞で倒れ、家族とも面会謝絶!肺がんも治療中

2022/06/05

落語家の三遊亭円楽が1月25日に脳梗塞で倒れ、病院へ入院した。円楽は現在も治療中であり、本人の意識はあるが、家族との面会はできないと言う。オミクロン株の影響もあり、親しい家族とも会えないというのは寂しいだろう。命に別状がないことは分かっているが、詳しいことは未だ分かっていないそうだ。

 

新型コロナとは無関係だそうだが、復帰の目処は立っておらず、直近に催される落語会やイベントへの出演は未定となっている。落語家はかなり先までの公演の予定が入っていると思われるため、いつ復帰になるかは気になるところだ。

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桂ざこばも脳梗塞で、弟子に頭が上がらない

落語家で脳梗塞で倒れた人といえば、桂ざこばが挙げられる。ざこばは2017年に、稽古のために訪れた大阪松竹座で急に体調を崩し、病院へと救急搬送された。左中大脳動脈閉塞(へいそく)症と塞栓性脳梗塞(こうそく)と診断され、一か月以上入院することを求められた。

 

人気落語家だけに一か月の休みは長く感じられたことであろう。関係者にも多大な迷惑がかかったに違いない。

 

この脳梗塞から1年後には、ざこばは舞台で元気に病気をネタにしており、観客からは拍手が送られ、ざこばは「おおきに!」と感謝した。ざこばは「脳梗塞になって以来は喋りにくくなったと周囲に話しても、それは前からやでと言われる」と客席を笑わせた。さらには「覚えていた100個のネタを忘れてしまったため、現在は弟子から教えてもらっているが、その弟子の教え方がうまくて頭が上がらない」とさらに笑わせた

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知っておきたい脳梗塞の症状

脳梗塞の症状としては以下の症状が挙げられる。

 

一つ目は運動障害で、体の左右どちらかに力が入らないことや、食事中に箸や茶碗を落とす、歩行中に体が傾くなどである。

 

感覚障害としては体の左右どちらかがしびれることや、感覚の鈍さがある。視覚障害としては物が二重に見えたり、視野が狭くなるなどがある。言語障害としては言葉がうまく出なかったり、ろれつが回らない。バランス障害としてはふらついたり、めまいがするなどが挙げられる。これらの症状が出たらすぐに病院に駆け込んで、診察をしてもらうべきである。

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過去には肺がんを克服した円楽

三遊亭円楽は2018年夏に肺がんを患っている。検診で肺がんがわかったが、10月に手術を受けて、その後一週間で高座に復帰してみせた。しかし、その後に脳とリンパ節の転移が見つかり、ガンマナイフという放射線治療や、キイトルーダと言う免疫療法薬の治療を今でも毎月続けている。今では、脳の転移は全くなくなり、リンパ節の転移も小さくなっているという。

 

円楽の家系は肺がんでなくなることが多かった。父親も祖父も肺がんで亡くなっており、そのことから円楽は毎年 CT 検査を受けていた。そこで今回の肺がんが見つかったのだ。

 

師匠の先代の円楽が肺がんで亡くなっていたため、その後は円楽もタバコをやめていたが、今回の肺がんはタバコは関係ない肺がんだったそうだ。

 

肺がんの手術をすると肺を切除するので、心肺機能の低下が免れない。落語の話の中には、息継ぎをせずに長く息を吐く「鶴」という落語もあるので、そういう時はどれだけ息が長く続くかで、自分の体調が分かるようになった。

 

肺の切除をしてからは呼吸の仕方が変わり、今まではポンポンと話を進めていたのが、今は息が切れてしまうので畳かけずに、少しゆっくり話をするようになった。しかしそれは悪いことばかりではなく、人情噺をよりゆっくり聞かせられると言う長所もあることに気づかされたという。

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浮気でブイブイ言わせていたことも

さかのぼれば、三遊亭円楽は2016年に40代の女性とホテルに入るところを、週刊誌のフライデーに撮られている。その後円楽は都内のホテルで釈明会見を行ったが、基本的には浮気と認めており、謝罪した上で、浮気女性との関係や奥さんの対応を語った。

 

女性とは2年半前にゴルフがきっかけで知り合っており、その後女性は落語会にも顔を出すようになり、1年前から付き合い始めたと言う。円楽いわく「彼女は頭もいいし、可愛くて、つい口説きたくなってしまった」ということだ。

 

「昔は落語の世界でも芸人はモテてなんぼという風潮だったが、現代では浮気が認められなくなっており、時代錯誤だったと感じている」と円楽は語った。

 

今後の女性との関係だが「女性には非がないので、グループでゴルフをしたり、落語会に顔を出してもらったり、仲間としての交流は続ける」と円楽は気遣った。妻から何を言われたかと記者から聞かれると「会見で着るスーツを奥さんに持ってきてもらった時に、スーツの下に『がんばって』と書いたメッセージがあった」と言った。

記者会見の最後に円楽はなぞかけを披露した。 「今回の騒動とかけまして、東京湾を出て行く船と解きます。その心は、後悔(航海)の真っ最中」だそうだ。続けて「天保銭(江戸時代の小銭)と解く。今は通用しません」と2連発の笑いで記者会見を締めた。

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