「ウィキペディアは富士山の画像投稿サイトではありません」という注意書きが出現!なぜ?
ウィキペディアの「富士山」ページが、ある珍しい「問題」に見舞われています。その問題とは、皮肉たっぷりの「ウィキペディアは富士山の画像投稿サイトではありません」という注意書きの出現。なぜこんな注意書きが必要になったのでしょうか?
答えはシンプル。「みんなが富士山大好きすぎて」、たくさんの写真を投稿しすぎてしまったからです。言い換えれば、多くの人々が自分が撮った富士山の写真こそが最高だと思ってウィキペディアに投稿してしまうのです。コメントの中には「見る方向で印象が大きく変わるから比較したくなるよね」や「自分の見た富士山は最高!」など、みんなの富士山愛が溢れる声が上がっています。
この状況は、富士山だけに限ったことではないようです。「マンホールの蓋」や鉄道関連のページなど、他のページでも画像投稿が多すぎて困っているところがあるとか。
ウィキペディアは、誰もが編集できるフリーの百科事典。そのため、「代表者」や「専門の編集者」はいません。だからこそ、大勢の有志が情熱をもって情報を更新・追加してきた結果、こうしたユニークな「問題」が発生することもあるのです。
そして、全ての編集内容は「変更履歴」にしっかりと記録。もし「私も富士山の写真を投稿したい!」と思ったら、その前に一度、すでにどれだけの写真が投稿されているのかをチェックして、ウィキペディアの方針やガイドラインに沿って行動することが大切です。