違いの分かる人になれるかな

世の中の間違いやすい言葉の違いを解説します。

~の違い

レーザーとビームの違いとは?実は光の事ではない?

2017/03/07

 

http://plaza.rakuten.co.jp/doramickey/diary/200803140000/

http://plaza.rakuten.co.jp/doramickey/diary/200803140000/

SFではおなじみの単語、レーザーとビーム

現実でもレーザーを使った医療用メス「レーザーメス」が存在し、

車のライトのことをビームと言ったりもします。

 

両方とも「光」という感覚があるかと思いますが、

この2つにはどんな違いがあるのでしょうか。

スポンサードリンク

レーザーとビームの違い

同じようなイメージがありますが、

レーザーとビームは全くの別物です。

 

まずレーザーとは、

「誘導放出によって光を増幅し、

発射させる装置、またはその原理」のことです。

つまり光が発生する際の、特定の「作用」の事です。

 

光そのものの事ではないんですね。

ここから転じて、レーザーを作り出す装置の事も指します。

 

対するビームとは、光そのものの事です。

「光や電波の束の事で、光の粒子が一定の方向に揃った流れ」を、

ビームと呼びます。

 

粒子ビームや電磁波ビーム、超音波ビームなどがあります。

レーザーも光子の流れなので、ビームの一種です。

 

 

また、「レーザービーム」という呼称もあります。

これはレーザー光を表す場合に使われる事が多いです。

科学の世界で使われる言葉ではないので、

一般的な単語と言えます。

 

レーザーもビームも光線を表す俗称であり、

科学用語というわけでは無いようです。

スポンサードリンク

レーザーとビームは性質が違う?

レーザーは一点に集中する特性があります。

指向性が高いので、ほとんど拡散せずに直進します。

これにより、小さな範囲に高密度のエネルギーが集中します。

一方、ビームはレーザーほど収束性がありませんが、

直進性はあります。

 

ビームもレーザーもまっすぐ飛んでいくイメージがありますね。

ビームは粒子や波がお互いにぶつからないので、

前方にまっすぐ飛びます。

 

複数のレーザー光をレンズなどで一箇所に集めれば、

レーザーが集中して当たった所は数万℃にまで上がります。

医療現場で使われるレーザーメスは、

この性質を利用したものです。

 

また、レーザーの速度は光速で伝わります。

対するビームは、進行方向が同じだけの粒子の集団であり、

粒子の1つ1つが質量を持っています。

質量を持つため、光速に至ることはありません。

もちろん光なので、伝わる速度自体はとてつもなく早いですが。

http://toulove-japan.com/%E9%8D%9B%E5%88%80%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%83%B3/post-19844/

http://toulove-japan.com/%E9%8D%9B%E5%88%80%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%83%B3/post-19844/

レーザーとビームの違いとは?実は光の事ではない?のまとめ

レーザーは特定の光を発生させる際の作用のことで、

ビームは直進性を持つ光そのものを指します。

 

レーザー光は指向性があり、

複数のレーザー光が一点に集中すれば、

数万℃の高温を発生させます。

 

ビームは複数の光の粒子がぶつからないので、

直進性があります。

 

レーザーが光自体を表す言葉ではないというのは、

意外ですね。

 

SF作品では良く出てくる、レーザーとビーム。

これらの違いを踏まえてみると、

SFをより楽しめるかもしれません

 

-~の違い