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ハトをひき殺した容疑でタクシー運転手の男性が逮捕!鳩をペットにできる?鳩ボールとは?

新宿区でハトをひき殺した容疑で、タクシー運転手の男性が逮捕されました。彼は鳥獣保護法違反の容疑で逮捕され、その事件を巡って議論が巻き起こっています。

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東京都のハトが増えている背景には、適正数を超えており、人間をあまり怖がらなくなったことが挙げられています。東京都環境局のポスターによれば、ハトにエサを与えることが数の増加や人間への依存を招き、最終的には人とハトとの共存が難しくなる可能性があるとしています。

ハトにエサを与える人々が依然として存在し、その行為が問題視されています。 ハト除けのCDを吊るしている家や、禁止をうたうポスターもある横でハトに餌をあげる高齢の女性は、

「だって、かわいいじゃない」

「他の人だってエサをあげてるし、ハトも喜んでいるのだからいいじゃない」

と、まるで意に介さない様子だ。

 

東京都の条例には罰則はありませんが、例えば大田区ではエサやりを禁止する条例があり、過料5,000円の罰則がある。しかし、エサやりによる被害は証明が困難なため、実際に罰金を科せられる事例は少ないとされています。

逮捕された運転手は、「道路は人間のものだ。よけるのはハトの方だ」と発言し、人とハトの共存が難しくなっている例として取り上げられています。記事は、ハト問題が社会的な論点となっており、人々の間で異なる意見が存在していることを示唆しています。

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ハトによるさまざまな被害

  1. 感染症のリスク: ハトの糞には細菌やウイルスが含まれ、これが飛散して吸い込むことで感染のリスクがあります。特に、免疫力の低い人々(幼児や高齢者)は健康被害を受けやすいとされています。
  2. アレルギー性喘息の危険性: ハトの糞に含まれる物質や細かい羽毛を吸い込むことで、アレルギー性喘息が引き起こされる可能性があります。
  3. 寄生虫の存在: ハトの体にはノミやダニが寄生しており、これらが人に対して影響を及ぼす可能性があります。寄生虫が家に入り込むことで、かゆみや皮膚炎などのアレルギー症状が発生することが懸念されます。
  4. 金属腐食の問題: ハトの糞が強酸性であるため、建物や施設の金属部分に腐食を引き起こす可能性があります。これが資産価値の低下につながります。
  5. 生活の妨げとストレス: ハトが居座ることにより、鳴き声や動きが建物の周りで頻繁に発生し、静寂を妨げたり、建物の構造や材料によるハトの音がストレスの原因となることが挙げられています。
  6. 鳥嫌いの影響: ハトが鳥嫌いの人にとっては、窓を開けることができなくなるなど、生活に支障をきたす可能性があります。

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鳩ボール

大量のハトの群れにエサをやると、我先に餌を食べようとして競争になり、ハトが餌に群がり、まるでボールのような形になる現象をご存じでしょうか?いわゆる鳩ボールと言われる現象ですが、中にはボールの中で圧迫され、死んでしまう鳩もいるそうです。

 

おかしいのが、この鳩ボールは餌が無い状態でも成立し、興奮している鳩ボールの鳩たちから餌が飛び出ても、鳩たちはそれに気づかす、鳩ボールは止まらないそうです。そこで、鳩ボールに入れなかった体力のない弱い鳩が、飛び出た餌をいただくというわけですが、なんだか人間界でもありそうな現象ですね。目先の利益にとらわれず、周りを良く俯瞰して行動する人が、最終的に利益を得るという教訓ではないでしょうか?

 

鳩をペットにできる?

野生の鳩をペットにすることは鳥獣保護法によって禁止されており、違反すると懲役または罰金が科せられる可能性があります。また、傷ついた鳩を保護したり、卵を孵化させて飼育することも法律で禁止されています。野生の鳩をペットにしたい場合は、ペットショップで購入するか、信頼できる知人から譲り受ける必要があります。法的にはこれが許可されている手段です。一部の場合、環境大臣か都道府県知事に対して飼育許可を申請することができる可能性があります。ただし、許可が必ずしも得られるわけではなく、許可には期限が設けられること、寄生虫や病原体を持っている場合は許可が難しいことが指摘されています。野生の鳩は寄生虫や菌を保有しているため、素手で触れないようにすることが強調されています。また、飼育に関する法的な要件や制約を理解しておくことが重要です。

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