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雑学

ホリエモンが教える”お金持ちになるための本当の方”。「僕は金持ちになろうと思ったことがない」

2023/12/26

アリとキリギリスの童話では、キリギリスは遊び呆けて、たくわえが無くなり身を滅ぼした。しかし、それは現代にも本当に当てはまるのだろうか?

現代では遊びに遊んで、遊びを極めた人が成功する。持っている金はすべて使った方がいい。

ホリエモンが勧める、本当に金持ちなりたい人への金言集。

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貯金はするな

貯金をすると、人生が安定志向というか、守りに入ってしまう。お金を使わなければ得られない物が世の中にはたくさんある。

 

ホリエモンは大学生になってから、貯金するのを一切やめました。理由は、お金を使えば、それだけ自分に何らかの形で返ってくるから。

 

お金を使って手に入れられる経験は、社会に出てからめちゃくちゃ役に立ちます。コミュニケーションのレベルも、出会う人のランクも高くなるのです。

 

貯金をすれば、将来の不安を多少は取り除けるかもしれないが、お金を使って人に投資する方がよっぽどリスク回避になる。お金を使って得た経験は、その都度そのタイミングでしか得られない経験です。同じ額の金を積んだとしても、もう一度手に入れられるものではない。使いたいときにパーッと使うのがいい。

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そもそも貯金信仰はどのようにできたのか。

 

ホリエモンが小学生の時、春休み明けに郵便局員が学校にやってきて、小学生がもらったお年玉を貯金するように言い、周りのみんなはそれに従い貯金する手続きをしていたそうです。

 

ホリエモンはゲーセンに行ったり、漫画を買いたかったので、なぜ貯金をしなければいけないのか不思議でしょうがなかった。

 

後にわかることだが、郵便貯金は第二次世界大戦の戦費調達がもととなっている国民に貯金を推奨し、それを戦争の費用に充てていたのだ。

 

戦争が無くなった現在は、国債を償却するために、貯金は運用されている。要するに知らない誰かのために貯金は使われているのであって、金利がほとんどつかない現代で貯金するなんて馬鹿らしい。

 

一生懸命働き、そのお金で仲間と遊びに行き、旅行に出かけたり、おいしい料理に舌鼓を打ったり、見聞を広めるために使った方がよっぽど有効だ。

 

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家は買うな

人々は何故家を持ちたがるのだろう。おそらく、持ち家信仰というか、子供を産んで安全に育てるために、巣である家を持てば安定できるという考えがあるのだろう。

 

ホリエモンは持ち家信仰を真っ向から否定する

 

しかし、実は彼も昔は家を買っていた。意外かもしれないが、ホリエモンは結婚当初(結婚してたことにもビックリ)、当時の妻の希望で家を買ったそうだ。しかし、2年後に離婚し、その家はさっさと売り払ってしまった。資産価値のある家を買ったので、ほとんど損はしなかったそうだが、それ以来家を買うという行為に疑問を抱いている。

 

では、家を持つデメリットを挙げていこう。

 

まずは固定資産税である。ローンで買えばローンの金利もかかる。建物の上物の価値は年々減少していくので、ローンを返済して自分の家になった頃には、上物の価値はゼロなんて話もざらだ。土地を購入してたって、地価が下がれば損をする。

 

これだけでもリスクの塊だが、さらには長く住み続けようとすれば、メンテナンスも必要になってくる。快適な生活を保つには、壁や屋根、水回りの定期的なメンテナンス費用が掛かるだろう。

 

家を買って数十年後には、住人はお年寄りになっているわけで、バリアフリーの家でない場合は生活がつらい。廊下の小さな段差や階段でつまづき、けがをして寝たきりになってしまうなんて話も聞く。バリアフリー化するにも、また費用が掛かる

 

何よりも、簡単に引っ越しができないのが最大のデメリットだろう。もしも、ご近所トラブルがあっても、そのまま住み続けなければいけない。会社で転勤の話が出ても、家族を残して孤独な単身赴任なんてことにもなる。

 

これだけのデメリットがあって、尚家を買おうという人の気持ちが分からない。

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ホリエモンはミニマリストであり、今では家も捨ててしまって、ホテルを転々とする生活だという。所有欲が無いので、荷物はほとんどなく、スーツケース数個に収まってしまう。もともとビジネスで国内外を移動することが頻繁にあり、家に帰ることがほとんどなかったから、むしろホテル暮らしの方が快適なのだ。

 

このような生活には、ある程度の収入が必要になるが、今の若い世代は豪華な家も高級な車も興味がないという人も多く、共感できる人も多いのではないだろうか。

 

持ち家=幸せという価値観は遠い昔のものなのだ。

 

 

金持ちを目指すな

意外だが、ホリエモンは金持ちを目指したことがない。世間一般のホリエモンのイメージは「金で買えないものはない」と言ってのけ、拝金主義の強欲なイメージがある。

 

しかし、本人によればそれはメディアが流したデマであって、本人としては「極論を言えば金で買えないものはないが、それは同時に怖いことだ」と言ったのですが、メディアが勝手に切り取って、歪曲して流してしまったのです。その方が読者の反感を買い、記事が面白くなると思ったのでしょう。

 

ホリエモンは自身のメルマガで読者からの質問の全てに答えており、その中で様々な新しいビジネスモデルのアイデアを出している。それを読むだけでも、いい刺激になるはずだ。

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金持ちを目指すのいいだろう。しかし、重要なのは、稼いだ金で何をするかだ。金は道具でしかなく、何かを実現するためのツールでしかない

 

「金持ちになるのはどうすればいいですか?」とホリエモンはよく聞かれるが、そんな時にホリエモンは必ず逆質問する。「じゃあ、あなたは金持ちなってどうするの?」と。

 

今までこの質問に明確に答えられた人はいないらしい。みんな、漠然とした将来への不安があり、それを解決してくれるのがお金だと思っている。仲間や恋人に恵まれるためには、お金持ちになるのが最短距離だと思っている。

 

ホリエモンはそれを否定する。現代はお金が無くても、Youtubeで無料で面白い動画や音楽が聴け、月額千円以下のサブスクリプションで映画や漫画も読み放題だ。生活費はほとんどかからない。

 

お金持ちになるよりも、「あいつと一緒にいるとなんだか面白い!」と言われる人になれば、自然と友達や恋人はできるし、ビジネスでもそういう人が結局成功する時代だ。

 

お金ばかり追いかけて小さく縮こまるよりも、みんなと楽しんで人生を生きる方がよっぽど幸せである。お金に執着する人生は不幸なのである。

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