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雑学

ウーバーイーツで211回も詐欺注文を繰り返した20代女性が敗訴。女性は「気づかなかった」と主張

フードデリバリーサービスを通じて、なんと211回もの不正な注文を行った女性に対し、裁判所が厳しい判決を下しました。この出来事から、他人に自分のカード情報を提供する際の注意が高まるべきだという教訓が浮かび上がります。

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イギリスのノーフォーク州デアハム出身の24歳女性は、虚偽の情報を使用した14件の詐欺罪で有罪を認めました。彼女は、ある知人の男性が自宅に訪れた際、ウーバーイーツのデリバリーサービスを利用することになりました。このとき、支払いのために男性からカード情報を聞き出すという名目で行動し、その際に男性のカード情報を記録しました。初めはこの情報を使って支払いを行いましたが、女性はその後もこのカード情報をアプリに保存し、約5か月間で数百件ものデリバリーを注文しました。最終的には、合計で5,772.80ポンド(約105万円)分の注文を行っていたのです。なお、2022年にNinja Kitchen UKが発表したデータによれば、ロンドンに住む人々が年間でフードデリバリーサービスに支払う平均額は2,600ポンドであり、この女性はその2倍以上の金額を不正に使用していました。

女性はこの事件において、被害者のカード情報を意図的に悪用したわけではなく、自分が気づかなかったと主張しました。しかし、裁判所は彼女の主張を受け入れず、20日間のリハビリプログラムへの参加と、12か月間のメンタルヘルス治療プログラムへの参加を命じ、さらに被害者に5,772.80ポンドの賠償金を支払うよう命じました。

賠償金の額が5,772.80ポンド(約105万円)であることは、被害者のカードに課金された金額と同じ額です。つまり、女性には自身が注文した料理の代金を自分で支払う責任があることを示唆しています。この判決を通じて、他人の情報を不正に利用する行為が許されないことが明確にされ、カード情報の取り扱いには十分な注意が必要であることが再確認されました。

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