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世の中の間違いやすい言葉の違いを解説します。

「ファッション」の違い

デニム、ジーンズ、ジーパンの違いとは?呼び方が違うだけ?

2017/12/25

http://denim.right-on.co.jp/basic/wash/

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服の名称というのは、時代によってコロコロ変わります。

デニムもその1つですね。

一昔前はジーパンと呼び、最近までジーンズと呼び

現在ではデニムと呼びます。

 

これらは何が違うのでしょう?

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デニム、ジーンズ、ジーパンの違いとは?

結論から言うと、

デニムは生地、ジーンズはデニム生地のズボン、

そしてジーパンはジーンズを指します。

 

デニムとは綾織りで作られた厚地綿布のこと。

衣類そのものの名前ではなく、素材を指す単語です。

ジーンズの生地は丈夫で、

引っ張ってもほつれたりしませんよね。

ああいった生地をデニムといいます。

 

フランス語「serge de Nîmes

(ニーム産のサージ生地の意)」

語源です

 

デニム生地で作られたパンツを「デニムパンツ」と言い、

それが略されて「デニム」と呼ばれました。

素材の名前が転じて、

衣類の事を意味するようになったと考えるとよいでしょう。

 

ジーンズはデニム生地で作られたズボンの事です。

綿素材の厚手織物生地が使われたズボンで、

上記のデニムパンツの別名です。

 

ジーンズの語源は、イタリアのジェノヴァです。

ジェノヴァはジーンズに使われる生地の産地でした。

ジェノヴァを表すフランス語がGêne(ジェーヌ)であり、

 

それが英語圏に入ったときにjean(ジーン)となり、

jeans(ジーンズ)になったと言われています。

語尾の「ズ」がどこから来たのかというと、

英語では脚に着用するものを複数形にするからです。

ソックス(socks)やシューズ(shoes)などもその一例です。

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「ジーパン」は英語?日本語?

ジーパンはジーンズのちょっと古い呼び方です。

 

ジーンズの生地で作られたパンツなので、

ジ-パンと呼ばれていました。

和製英語なので、海外では通じません。

 

ジーンズの綴りはjeansですが、

ジーパンの頭文字はGです。

 

なぜJパンではなくGパンなのか、理由は単純。

「ジーパン」の「ジー」を、響きが同じ「G」で表現しただけです。

 

ジーンズの語源であるGenova(ジェノヴァ)ならGですが、

こちらは語源には無関係です。

和製英語が誕生するときに語源までさかのぼることは、

まずありません。

 

GI(アメリカ軍軍人の俗称)が履いていたから、

GIのパンツ、略してGパンとなったという説もあります。

http://vitonripea.seesaa.net/category/4852132-1.html

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全部同じもので、呼び方が違うだけ?

これらの具体的な違いを説明しましたが、

厳密な違いはほとんどありません

 

服飾やファッションの仕事に就いている人ならともかく、

着る側にとっては呼び方が違うだけです。

 

しいて言うなら、響きの格好良さが違うくらいです。

この3つの中なら、「デニム」が一番格好良く

ジーンズは普通

ジーパンは現在ではほとんど死語になっています。

 

基本的にどれも同じ衣服を指すので、

どの呼び方でも通じます。

 

ただしデニムの場合はパンツだけでなく、

デニム生地のブルゾンなどもあります。

 

単にデニムというと誤解されるかもしれません。

お店で店員さんに聞く場合、

「デニムのパンツが欲しいんですけど」

といえばOKです。

http://mensfashion.cc/fs/mensfashion/S0371

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デニム、ジーンズ、ジーパンの違いとは?呼び方が違うだけ?のまとめ

デニムは素材そのものの名前で、

ジーンズはデニムで作られたパンツの事です。

ジーパンもジーンズと同じ意味ですが、

少し古い呼び方です。

 

服の呼び方というのは、時代によって変わります。

いずれ「デニム」もジーパンと同じく、

あんまり格好良くない呼び方になるかもしれませんね。

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