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「職業」の違い

【社長と代表取締役と会長とCEOの違いとは?】禁断の年収発表!

2022/06/08

社長代表取締役会長CEOって、ややこしいですよね。

全部同じに思えてしまうのですが、具体的にどんな違いがあるのでしょうか?

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社長と代表取締役と会長とCEOの違い

社長

社長は会社内部で決められる内規によって決まります。

商業登録で使われる正式な呼称ではありません

 

つまり、法律で“社長とはこういう人のことを言う”と

決められているわけではないんですね。

会社によって社長の定義は違ってきます

 代表取締役

会社法第349条によって、

“「代表取締役」は定款(ていかん)、または株主総会の決議により

取締役の中から定めることができる"

と決められています。

 

定款(ていかん)とは、

その会社の目的や活動、構成員などを決める基本的な規則です。

定款が基となって、いろいろな社内の規則が決まっています。

 

取締役とは、会社の意思決定機関です。

取締役会で会社のいろいろな方針を決めます。

株式会社では必ず取締役を置かなければいけません

 

代表取締役は、取締役の中から選ばれます。

代表取締役には、単独で会社を代表して契約する権限が与えられています。

 会長

会長も社長と同じく、会社の内規で決まる役職であり、

法律で“会長とはこういう人のことを言う”と

決められているわけではありません。

 

社長を退いた人に対して、

名誉職として会長の役職を与える場合もありますし、

会長になってもバリバリ働き続ける人もいます。

 

一口に会長と言っても、いろいろな人がいるという事です。

もちろん同じ会社なら、社長より会長の方が上の役職となります。

 CEO

CEOは

Chief Executive Officer(チーフ・エグゼクティブ・オフィサー)の略です。

日本語に訳すと、最高経営責任者です。

 

業務執行役員の代表として、

経営方針や経営戦略を決めます

 

主にアメリカで使われる肩書きで、

日本では社長と同じく、法律で“CEOとはこういう人のことを言う”と

決められているわけではありません。

 

日本でCEOの肩書を使っているのは、

ソニーの出井代表取締役会長兼CEOが有名です。

 

結局、社長と代表取締役と会長とCEOの中で、

法律に基づくのは代表取締役だけという結果でした。

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社長の平均年収

社長って、実際どのくらい給料をもらっているんでしょうか?

以下に、社長の平均年収を載せました。

 

全体の平均では4381万円とかなり高額です。

これは一部の超大金持ちの社長が

平均を押し上げている可能性もありますが、

300人未満の規模の会社の社長でも

3109万円ですから、結構もらってますね。

 

規模 年間報酬
平均 4,381万円
1,000人以上 5,643万円
300~999人 4,043万円
300人未満 3,109万円

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社長と代表取締役と会長とCEOの違いとは?気になる年収は?のまとめ

代表取締役は法律で定められた正式な呼称ですが、

それ以外はそれぞれの会社で独自に決まっている呼称でした。

 

社長の年収が、3千万円とか4千万円とか羨ましいですね。

社長にあこがれる人が多いのも頷けます。

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