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世の中の間違いやすい言葉の違いを解説します。

~の違い

おざなりとなおざりの違いとは?どうしたら覚えやすい?

http://tools4hack.santalab.me/blog-entry-1000over-comment-18199-20121210.html

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おざなりなおざりって、なんか似てますよね。

どっちがどっちだかわからなくなって、適当に使ってませんか?

そんなあなたはおざなりです!

なぜ、なおざりではないのか、おざなりとなおざりの違いを解説します。

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 おざなりとなおざりの意味

おざなり

おざなりを漢字で書くと“御座なり“です。

意味は、“その場限りでいい加減なさま“です。

 

なぜこの漢字を使うかの由来は

江戸時代までさかのぼります

 

江戸時代には、幇間という人たちがいました。

幇間というのは太鼓持ちの人の事です。

 

江戸時代の太鼓持ちは、

宴会やお座敷などの酒の席

客のご機嫌を取ったり、いろいろな芸を見せたり、

芸者や舞妓を手助けして、場を盛り上げる役割の職業でした。

 

太鼓持ちは、客のランクが高ければ、熱心におべっかを使い

反対に客のランクが低ければ、手を抜いたりしていました。

つまり、客のランクによって、仕事の熱量を調節していたのです。

 

この時に使われていたのが、隠語である“御座なり“です。

その時の座なりによって、手を抜いたりしていたので、

御座なりと言われるようになりました。

なおざり

なおざりを漢字で書くと“等閑“です。

意味は、“いい加減で、注意を払わない“です。

なんだか、おざなりと意味が似ていますが、明確な違いがあります。

 

等閑の由来は平安時代までさかのぼります

平安時代の辞書に等閑と載っていて、

意味は“いい加減なさま、ほどほどであっさりしている“でした。

 

“なお“がそのままという意味で、

“ざり”は去りや、せざり(しない)という意味です。

 

つまり、“そのままにして去ってしまう“

または“そのままで何もしない“という意味です。

 

なおざりとは、“手を付けずにそのままで放っておく“という意味なのです。

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おざなりとなおざりの使い方の違い

おざなりが、適当に対応するという意味なのに対して、

なおざりは対応すらしていません

 

この辺の違いを踏まえて例文を作ると、

“彼は学園祭の準備がおざなりだ”

“彼女は学園祭の出し物が壊れても、修理がなおざりだった”

となります。

 

“彼は学園祭の準備がおざなりだ”は、

学園祭の準備を適当に済ませているという意味です。

一応準備を手伝ってくれてはいるのです。

 

“彼女は学園祭の出し物が壊れて、修理がなおざりだった”は、

学園祭の出し物が壊れたのに、修理せずに放っておいたという意味です。

修理すらしないという事ですね。

http://choitame.com/ozanarinaozari/

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おざなりとなおざりをどうやって覚えるか

おざなりは、“座“のランクによって本気度が違うので、

適当にやっておくの意味。

 

なおざりは、なお(そのまま)去ってしまうから、

手を付けずにそのままで放っておくという意味です。

おざなりとなおざりの違いとは?どうしたら覚えやすい?のまとめ

おざなりは“その場限りでいい加減なさま“

なおざりは“手を付けずにそのままで放っておく“

という意味でした。

 

まぎらわしい2つの言葉ですが、由来を知れば覚えやすいですね。

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