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「食べ物」の違い

【卵と玉子の違いって?】どのサイズでも黄身は同じ大きさって本当?

2022/06/08

一口にたまごといっても、もあれば、玉子もありますよね。

区別して使っていない人も多いかもしれませんが、

今回は、卵と玉子の違いと、

S、M、Lサイズの違いに潜む意外な事実をお伝えします。

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卵と玉子の違い

まぎらわしい卵と玉子ですが、

実はきっちりと定義があって、区別されています。

 

まず、“卵“は生物学的な意味でのたまごの事を言います。

生物学的とは、孵化をしてその後育つために生まれたという意味で

虫や魚のたまごは、“卵”と書きます。

 

一方、玉子の場合は、食用のたまごの事を言います。

特に鶏などの鳥類のたまごは、玉子と呼ばれることが多いです。

 

まとめると、産卵されたたまごは卵と言い、

その中でも、食用になる物は玉子と言うという事です。

 

しかし現在では、生のたまごを“卵”と言い、

火の入ったたまごを“玉子”と呼ぶようになっています。

例えば、なまたまごは生卵たまごやきは玉子焼きと言う感じです。

 

中には例外もあって、ゆでたまごは茹で卵という感じで、

生の時に使うはずの“卵”の字を使います。

温泉たまごは、半熟なのでどちらでも良い気がします。

 

生のたまごか火の入ったたまごかでは、

例外もあるので、あまり明確には区別されていないようです。

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S、M、Lとサイズが違うと何が違うの?

卵のサイズにはS、M、L、はたまたLLなんてのもありますが、

ただ単に大きさが違うだけだと思っていませんか?

 

実は、サイズが違っても、ある部分の大きさだけは変わらないのです。

それでは、順を追って説明しましょう。

 

まず、卵を産む鶏が成長すればするほど、

産まれる卵の大きさも大きくなります

 

当たり前の話に聞こえるかもしれませんが、

実はSサイズの卵を産む鶏とLLサイズの卵を産む鶏は、

ほとんど体の大きさが変わりません。

体が大きくなるから、卵も大きくなるわけでは無いんです。

 

では、どういう事かというと、

卵の大きさは卵管の太さで決まるんです。

 

卵がどうやって作られるかというと、

まず黄身である卵黄が卵管を伝って下りて来ます

その際に、卵白が黄身の周りにくっつきます

最後に、殻で覆われ、卵の形になるのです。

 

成長した鶏は卵管が太くなり、分泌される卵白が増えます

しかし、黄身が増えるわけではありません

なので、Sサイズの卵とLLサイズの卵では、

白身の大きさが違うだけで、黄身の大きさは一緒なのです。

 

卵の大きさが大きくなれば、黄身も大きくなると

勘違いしていた人も多いんじゃないでしょうか?

 

では、気になるSサイズの卵とLLサイズの卵の使い分けですが、

Sサイズの卵は黄身の割合が多いので、

目玉焼きなどの黄身が主役の料理に適していて、

LLサイズの卵は白身の割合が多いので、

メレンゲや茶碗蒸しなど白身を多く使う料理に適しています。

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赤い卵と白い卵の違いとは?

スーパーに行くと、赤い卵と白い卵が両方売られていますよね。

赤い卵の方が値段がちょっと高くて、なんとなく美味しそうな感じがします。

 

でも、与えている餌が同じなら、基本的に両者に違いはないそうです。

 

どういう事かというと、鶏には外敵に卵を食べられないために、

周りの環境に合わせて、卵の色を変える性質があるのです。

 

暗い環境では赤い卵を産み、明るい環境では白い卵を産むという様に、

なるべく周囲の環境と卵の色を合わせているのです。

 

だから、餌が同じ限り、卵の色が違うからと言って、

栄養価が違うとかはないんです。

これも、勘違いしていた人が多いんじゃないでしょうか?

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温泉卵の超簡単な作り方

温泉卵ってとろとろの半熟が美味しいですが、

半熟にするのがなかなか難しかったりしますよね。

どうすれば簡単に半熟卵が作れるんでしょうか?

 

まず、卵を常温にしておきます。

冷蔵庫にある卵は、取り出してしばらく放置して常温にしておきましょう。

 

卵が浸かるほどの水を火にかけ、沸騰させます。

お湯が沸いたら、塩を大さじ1杯入れ、火を止めます。

 

そこに卵を入れ、素早く蓋をします。

蓋をしたまま放置し、12分待ちます

この間、余熱で卵にじっくり火が入ります。

 

12分待ったら、卵をお湯から取り出し、

自然に冷めるまで置いておけば、温泉卵の出来上がりです。

超簡単ですね。

卵と玉子の違いって?サイズが違っても黄身の大きさは同じ!のまとめ

卵は生物学的な呼ばれ方で、玉子は食べられるかどうかの違いでした。

S、M、Lサイズの違いがあっても、黄身の大きさに違いが無いなんてびっくりですね。

卵が赤くても白くても、基本的に栄養価は同じってこともびっくりです。

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