【パスタとスパゲティーの違い?】パスタは650種類もある!
2022/06/05
誰もが一度は食べたことのある、パスタとスパゲティ。
スーパーでも乾麺のパスタが売っているので、
ご飯の代わりに食べる人も多いですね。
このパスタとスパゲティの違いはご存知ですか?
「パスタはスパゲティよりもお洒落」と、
なんとなく考えている人もいるかと思います。
この記事ではパスタとスパゲティーの違いを解説していきます。
パスタとスパゲティーは何が違う?
まずパスタとは、
「小麦粉に水や卵を加え、練って作った麺類全般」
の事です。
イタリアでパスタといえばこれを指します。
要するに小麦粉を練って作ったもの全てがパスタです。
つまり、スパゲティーもパスタの一種なのです。
では具体的にスパゲティーとは何かというと、
「直径が2mm前後の細長い麺のこと」
を指します。
スパゲティーとはイタリア語で『紐』という意味です。
直径2mm前後のパスタを”スパゲティー”と呼ぶのです。
日本料理で例えるなら、「ご飯もの」といったところでしょうか。
ご飯物と一くくりにしても、
おにぎりやおかゆ、どんぶりに焼き飯など、多数あります。
それらを総称して「ご飯もの」といいますよね。
パスタとスパゲティーの関係も、それと同じのようです。
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パスタ=お洒落なイメージがあるのはなぜ?
何となく
「パスタはスパゲティーよりもお洒落な感じがする」
というイメージのある人も多いですよね。
これはなぜでしょう?
これはスパゲティがパスタよりも有名になったのが理由です。
1980年代にスパゲティーが日本に広まったのですが、
そのスパゲティーは野菜とケチャップを合えたナポリタンです。
この為、日本でスパゲティーといえば、
ナポリタンの事を指していました。
この為、洋食といえばナポリタンをイメージする人も多いです。
その後、たらこスパゲティーやペペロンチーノといった、
いろいろなパスタが広まり、
本場のイタリアンレストランなどが開店するなど、
パスタという名称も知られるようになりました。
ただ、それより以前にスパゲティーが洋食として有名になったので、
スパゲティー=家庭でも食べられる洋食
パスタ=本場イタリアの料理
というイメージが定着したのだと思われます。
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実はパスタの種類はたくさんある!
パスタの種類というと、
「たらこ、ペペロンチーノ、フォンドボー……」
と連想したかもしれません。
それはパスタソースの種類です。
パスタの本場、イタリアには様々な種類の麺があります。
麺の太さでも5種類に分けられます。
ヴェルミチェッリ>スパゲッティ>スパゲッティーニ>フェデリーニ>カペッリーニ
一番太いものがヴェルミチェッリ、
細いものがカペッリーニです。
スパゲティは上から2番目の太さの麺ですね。
麺の太さだけでもこれだけあります。
さらに形の違いを含めると、かなりの数になります。
例えばきし麺状になった「フェットゥチーネ」や、
管状になった「マカロニ」など。
パスタの本場イタリアでは、郷土料理のようなパスタも含めると、
650種類ものパスタがあると言われています。
さらに、伝統的なパスタ以外にも、
新しい形のパスタが作り出されています。
いわゆる創作パスタです。
そうした物を含めれば数え切れない程になるんでしょうね。
日本人にはマカロニやペンネはパスタとは別物ですが、
イタリアではこれらも全てパスタの一種
と考えています。
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パスタとスパゲティーの違い?麺の太さで呼び名が変化!のまとめ
パスタは小麦粉を練って作ったもの全般です。
スパゲッティはパスタの一種で、2mm程の細い麺を指します。
一口にパスタといっても様々な種類があります。
普段、食べる機会のあるパスタは細長いものですが、
本格的なイタリアンレストランでは、
変わった形のパスタを出してくれる場合もあります。
チャンスがあったらそういうパスタを食べてみるのも
良いかもしれませんね。