【リンス、トリートメント、コンディショナーの違いとは?】頭皮に付けたらダメ?
2022/06/05
リンスやトリートメント、コンディショナーは、毎日の髪のケアに欠かせませんね。
ところで、これらの違いはご存知ですか?
トリートメントはともかく、リンスとコンディショナーの違いはよく分からない人が多いかと思います。
この記事ではリンス、トリートメント、コンディショナーの違いや働き、正しい使い方を解説します。
髪のお手入れに役立てていただければ幸いです。
目次
リンス・トリートメント・コンディショナーの違い
まずリンスとは、髪の保護が目的のものです。
シャンプー後にリンスを髪に塗ると、リンスに含まれる油分で髪の表面に膜が出来ます。
これにより髪の水分が蒸発するのを防げる上、膜によって髪にツヤが出ます。
コンディショナーもリンスと同じ作用があります。
基本的にはリンスとコンディショナーは同じもので、厳密に分けることは出来ません。
リンスをコンディショナーと呼ぶメーカーも多くあるほどです。
強いて違いを挙げるとすれば、コンディショナーの方がリンスよりも髪の保護に有効です。
最後にトリートメントですが、これは効果がリンスやコンディショナーと違います。
トリートメントの主な目的は髪の保護ではなく修復です。
トリートメントは髪の内部にまで浸透し、髪に栄養を与えます。
これにより痛んだ髪を補修する事が可能です。
ちなみにリンスインシャンプーという商品もありますが、リンスとシャンプーを混ぜただけではリンスインシャンプーにはなりません。
シャンプーは油分を落とす効果がありますが、リンスは逆に油分で髪を覆うためのものです。
効果が真逆なので、リンスとシャンプーを単に混ぜただけではお互いの効果を邪魔するだけです。
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リンスとコンディショナー・トリートメントの正しい使い方とは?
リンスとコンディショナー、トリートメントの使い方はご存知ですか?
単に髪に塗ればよいというわけではなく、実はポイントがあります。
まずリンスとコンディショナーは「2~3回に分けて塗る」というものです。
少量を髪に塗り、洗い流す。流したらもう1回……というように、少しずつ2~3回リンスをするのがオススメです。
たくさん手に取って一度につけている人がほとんどですよね。
この付け方でも、もちろん効果はあります。
しかし、より効率的に髪へ馴染ませるなら、複数回に分けて付けると良いでしょう。
特に乾燥しやすい毛先を重点的に、しっかり馴染ませるとより効果的です。
髪につけてから1分程度が経過すれば、十分に髪へと馴染みます。
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リンスとコンディショナーは、どちらも使い方に違いはありません。ですが、正しい使い方をしている人は少ないです。
2~3回に分けて髪につける事で、リンス・コンディショナーの保護効果を最大限に引き出すことが出来ます。
トリートメントはシャンプーの後につけると良いです。
リンスの後では髪の表面に膜が張っているので、トリートメントが上手く髪に浸透しません。
シャンプー→トリートメント→リンス・コンディショナーの順番に使いましょう。
トリートメントで傷んだ髪を補修した後、リンスで髪の表面をコーティングするという流れです。
頭皮に付けたらダメって本当?
リンス・コンディショナーやトリートメントは、なるべく頭皮につけない方が良いです。
頭皮につけると、成分が頭皮に残ってしまいます。
こうしたすすぎ残しはかゆみやフケの原因となったり、頭皮の炎症といったトラブルの元です。
毛の根元まで付けたくなる人も居るかもしれませんが、頭皮のダメージとなるので、髪の健康的にもマイナスです。
また、どれだけ注意しても多少はリンスが頭皮に流れていってしまいます。
なのでしっかりと洗い流した方が良いでしょう。
シャンプーよりも長い時間をかけて、丁寧にすすぎましょう。
「すすぎ過ぎるとリンスの成分まで流れてしまうんじゃないの?」
と思うかもしれませんが、最近のリンスやコンデョナーは研究・開発が進んでおり、成分は髪に残るものがほとんどです。
むしろ頭皮に残ってしまうのが問題なので、気にせずにすすぐと良いでしょう。
リンス、トリートメント、コンディショナーは何が違う?のまとめ
いかがでしたか?
リンスやコンディショナー、トリートメントは、普段は何となく使っている人も多いですよね。
いくつかのポイントを抑えて正しい使い方をすると、より良い髪のケアが出来ます。
髪を洗う際は、ぜひこの記事で紹介したポイントを参考にしてください。