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雑学

【青汁の効果的な飲み方やいつ飲む?】青汁で体調を崩さないために!

2022/06/19

一般的に青汁といえば何とも健康に良さそうな響きがあります。この緑色のジュースは、起源をさかのぼると1000年以上前にまでさかのぼることができます。現在の青汁の原型となるのは、第二次世界大戦中の食糧危機の中で、どうしても栄養摂取しようとして生まれたと言われています。現在ではまずいもう一杯などのフレーズで青汁は一般的な飲み物になりしましたね。しかしながら、その独特の見た目や、まずいという味の印象から、健康的とはわかっていても手を出しにくいのが実情ではないでしょうか?そこで今回は、青汁の栄養面だけではなく、原料の解説や、より美味しく飲む方法など青汁の魅力に迫っていきます。

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 青汁の主な原料

青汁は一般的にはケールや大麦若葉、明日葉などが使われています。これらにはビタミンやミネラルが豊富に含まれています。またベータカロチンや食物繊維なども豊富です。ケールなどの葉物野菜は硬い細胞壁で覆われていますので、そのまま食べてもあまり消化されません。そこでこれをすりつぶしてピューレ状にしたり、または粉末にして栄養摂取効率を高めたのが青汁です。是非青汁を活用してみましょう。

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青汁と他の野菜ジュースの違いは

野菜ジュースは巷で多く売られていますが、青汁との違いは何なのでしょうか?野菜ジュースの主な原料は、ニンジンやトマトまたは緑黄色野菜です。これらの他に果物の果汁や砂糖を配合しているので、甘く飲みやすくなっていますが、そのぶんカロリーが高くなっているので要注意です。また野菜ジュースは食品衛生法で65℃以上の加熱加工義務があり、野菜ジュースではビタミンなどは熱によって破壊されてしまいます。その点、青汁は非加熱処理のタイプを選べば、ビタミンなどの栄養素もきっちりと摂取することができるでしょう。

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効果を得るまでは継続することを心がけよう

野菜の栄養素を一度に補える青汁は魅力的ですが、薬ではないので即日効果が出るというものではありません。日々継続して行くことで徐々に体調は良くなっていくでしょう。ローマは一日にして成らずと言いますか、青汁にも言えることで、ペットボトルに入れて持ち歩くなど、こまめに摂取できる方法を試しましょう。

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青汁は朝一番に飲むのがおすすめ

睡眠中はエネルギーを知らず知らずのうちに消費しますので、朝起きた時はエネルギーが不足しており、一番栄養を吸収しやすい状態です。そんな時に青汁を飲んであげることで、野菜の栄養素が高い吸収率で体に入れることができます。また朝一番に青汁を飲むことで、気分的にもパワーがみなぎるはずです。注意点としては、胃腸の弱い方はいきなり冷たい青汁を飲むとあまり良くないので、常温にした青汁を飲むと良いでしょう。

 

お通じが気になる時にも飲もう

青汁には食物繊維が豊富に含まれるので整腸作用があります。食物繊維は昔は栄養がないため重視されていませんでしたが、近年では見直されつつある重要な物質です。夜寝る前に青汁を飲むと、寝ている間に腸のぜん動運動が助けられ、朝起きた時にすっきりとした気分を味わえます。しかしながら腸に違和感を覚えてしまう人は適さないので、やはり朝一番に飲むなどの方が良い場合があります。

 

睡眠不足の時に飲む

青汁の原料となるケールにはメラトニンという成分が含まれます。メラトニンは精神を安定させる効果があり、寝つきの良い状態へ誘います。最近眠れないと感じる人は、夕食を食べた後に青汁を一杯飲み、メラトニンを摂取することで、寝つきの良さを得られます。メラトニン以外にも青汁には自律神経の働きを整えるビタミンB群や、ストレスを軽減してくれるビタミンCがたっぷり含まれています。これによりあなたの睡眠の質は改善できるでしょう。

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青汁にはアンチエイジング効果もある

青汁の成分としてビタミンEが挙げられます。ビタミンEには抗酸化作用があるため、新陳代謝を活発にして美肌効果が期待できます。健康になれて美肌にもなれるなんて一石二鳥ですね。

 

青汁で生活習慣病の予防

青汁は色々な野菜を原料に含んでいるので、生活習慣病の予防にも効果があるとされています。現代人は野菜不足と言われており、1日の野菜の推奨摂取量は350gですが、それを毎日食べるのはなかなか厳しいでしょう。忙しい現代人にも青汁はサポート役として適切です。

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青汁の原料

大麦若葉

大麦はよくビールや麦茶の原料として使われているイネ科の植物です。この大麦の若葉を使用しているのが青汁で、大麦若葉には食物繊維が豊富に含まれています。そのためお通じの改善や生活習慣の予防に効果が期待されます。味としてはほのかな甘みを持っており、他の青汁よりも飲みやすいでしょう。青汁初心者にはお薦めの原料です。

ケール

ケールはアブラナ科の植物で、歴史を遡ればキャベツやブロッコリーの元となった植物とされています。ケールは野菜の王様と呼ばれており、ビタミンやミネラルなどを豊富に含んでいます。その中でもカルシウムは野菜の中でもトップクラスの含有量を誇っています。ただし味は苦味があり、ケール単体では飲めたものではありません。そのため蜂蜜を入れたり、ジュースと混ぜたりして飲みやすくする工夫が必要です。

明日葉

明日葉は東京都の新島が主な原産地です。栄養素としてはビタミンやミネラル、食物繊維が豊富で、それらがバランスよく含まれているのが明日葉の特徴です。その他にも良質なたんぱく質や、カルコンというポリフェノールなどを含んでおり、健康面だけでなく美容面にも大きな期待が持てます。

桑の葉

桑は生命力が強いと昔から言われていました。桑の葉には豊富な栄養素があることが昔から知られており、そのため漢方薬やお茶、食用などに利用されてきました。現在の青汁の多くに使用されているのは、カラヤマグワという桑の種類です。最近の研究では血糖値の上昇を抑制する働きがあるとされる「1-デオキシノジリマイシン」を含んでいることが分かっています。

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青汁のカロリーはどのくらい

青汁はダイエットの際に飲まれることも多い食品ですが、そのカロリーはどれほどのものなのでしょうか?本当に低ければダイエットに最適ですね。一般的なケールの青汁は100gあたり375キロカロリーで、それに甘さを加えるとさらにカロリーが高くなります。ご飯一杯のカロリーが100グラムあたり168キロカロリーであることを考えると、青汁は決してカロリーが低い食材ではありません。しかしながら、青汁にはとろみがついているので、腹もちが良いなどの効果もあり、一概にカロリーだけでは決めることができません。またダイエットの際に気になるのが糖質ですが、ケールの青汁の糖質量は100gあたり42gで、ご飯一杯の糖質55gを考えるとあまり低いとは言えません。しかし前述したように、青汁は様々な栄養素を含むので、それらを考慮すると健康的に痩せられる可能性があります。

 

青汁を美味しく飲むには

まずいと評判の青汁ですが美味しく飲む方法もあります。まずは冷たく冷やした水で割る方法です。この方法はシンプルで簡単に実践できます。コツとしては青汁を少量の水で溶いてから、さらに水を加えるという方法です。こうするとダマになりにくく、おいしく飲むことができます。また冷たい水ではなく、温かいお湯で割って飲む方法もあります。寒い冬には最適な方法で、胃腸にも優しい方法です。ただし熱すぎるお湯を使うと大事な栄養素が破壊されてしまう可能性があるので、人肌の温度で飲むようにしましょう。さらには牛乳で割って飲む方法もあります。水やお湯では青汁の青臭さが残ってしまいますが、牛乳で割るとその青臭さが和らぎます。青汁本来の味が苦手な方は牛乳で割って飲むことをお勧めします。この方法だと牛乳に含まれるカルシウムも一緒にとれるので一石二鳥です。以上の方法でも青汁が飲みにくいと感じる方はジュースで割ると良いでしょう。酸味のあるオレンジジュースやグレープフルーツジュースなどが相性が良いとされています。色々なジュースを試して、自分に一番あったジュースを見つけるのも楽しみのひとつでしょう。

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青汁をカロリーオフして飲む方法

青汁はダイエットにも使えると書きましたが、青汁と組み合わせることでダイエット効果をさらに引き出すレシピがあります。例えば青汁ヨーグルトがあります。これはヨーグルトと粉末の青汁を混ぜ合わせて食べるだけです。ヨーグルトには整腸作用があり、青汁との相乗効果があります。さらにはちみつやバナナをプラスすれば、健康面でバッチリのレシピとなります。二つ目は豆乳青汁グラノーラで、これはグラノーラに豆乳青汁をかけるお手軽なレシピです。こちらも健康面ではばっちりのレシピでしょう。

 

青汁で体調を壊さないようにするためには

青汁を飲むとまれにお腹を壊してしまうという人がいます。その原因は様々考えられますが、冷やした青汁を一気飲みしているという原因がまず挙げられます。そういう方は常温の青汁を飲むことをお勧めします。青汁には食物繊維が豊富に含まれており、整腸作用がありますが、言い方を変えればこれは下痢をしやすい状態とも言えます。そのため飲み過ぎには注意しましょう。また血液をサラサラにする働きのあるワーファリンという物質を飲んでいる人は、青汁に含まれるビタミンkがワーファリンの作用を妨げてしまう可能性があります。また人工透析をしている人は、青汁に含まれるカリウムが蓄積され、高カリウム血症になるリスクがあると言われています。このため薬を服用している人や、医者にかかっている人などは、医者に相談してから青汁を飲むと良いでしょう。青汁の種類によっては、治療や薬との相性が悪いこともあります。くれぐれも主治医や薬剤師の指示を仰いでから青汁生活を実践しましょう。

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