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トルコリラ円をショートしたらスワップ金利で地獄見る。10年後に笑うのはロング?

2023/09/05

トルコリラ円の相場においては、高額なスワップ金利が存在するため、多くの投資家がショートポジションを避けている可能性があります。しかし、実際のチャート動向を見ると、トルコリラ円の価格は持続的に下落しており、ショートポジションを取っている投資家も多いと考えられます。ただし、スワップ金利による為替差益分の利益が飛躍的に得られるわけではないこともあります。

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FX取引と現物取引は異なるアプローチを取ります。FXは証拠金取引であり、証拠金を担保にしてポジションを保有します。このため、借りた資金を運用することで通貨の金利差からスワップポイントが発生します。一方、現物取引では自身の通貨で取引を行い、ポジションを保有せずスワップポイントも生じません。トルコの経済状況では、インフレ率が金利を上回っており、価格下落は妥当な動きとされています。

現在のトルコリラ円の価格が約5.5であると仮定しますが、1万通貨購入しても1円の動きで約1万円の変動が生じます。そのため、20万円程度の資金を口座に入れ、過度なレバレッジを使わない限り、トルコ経済が崩壊しない限りロスカットのリスクは低いと考えるのは妥当です。これは素人の視点からのアプローチであり、1万通貨に対して5万円分の価格変動にも耐えられる余裕を持っておくことを意味します。そのため、現在の下落傾向を利用して、少しずつ買いポジションを積み上げつつ、スワップ金利を活用して長期的な利益を狙う戦略も一考ですが、中長期的な展望を持つことが重要です。

以下、いくつかのポイントをまとめます。

  1. トルコリラ円の底が見えるわけではない。
  2. スワップ金利は重要だが、価格下落のスピードに注意。
  3. 短絡的な戦略は避けるべき。
  4. トルコリラは売りで利益を得る通貨とされる。
  5. レバレッジを抑えて長期保有の戦略も成功事例がある。

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また、トルコリラの価格下落に関して、日本では嘲笑する記事が多い一方で、トルコの経済成長率は日本よりも高いことから、トルコリラ下落を嘲笑する日本人の姿勢は、ダニングクルーガー効果(能力の低い人が実際の評価と自己評価を正しく認識できずに、誤った認識で自身を過大評価してしまうこと)に当てはまる可能性があります。日本人が国産品を不買し、中国産品を買うことで、日本の国内総生産を下げ、中国の国内総生産を上げる現象も指摘されています。このような動きから、円安を推進すべきであるという意見も存在しますが、日本人の視点はしばしば日本円中心に限定され、他国通貨で資産を持つ考えが乏しいことから、トルコの経済状況を正しく理解することが重要です。

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