スシローが寿司ぺろ君に６７００万円の損害賠償請求！少年は反論中
「あきんどスシロー」が、岐阜県の少年がしょうゆ差しを舐め、湯飲みを舐めて未使用の場所に戻す等、不適切な行動を撮影しSNSで拡散したことにより、業績が大きく落ち込んだとして約6700万円の損害賠償を求めて大阪地裁に提訴した。その行為は全国の店舗で客が大幅に減少し、親会社の株価が5%近く下落。1日で160億円以上の経済的な価値が失われたと主張している。損害賠償の内容には、しょうゆボトルの交換費用、利益減少、衛生管理への信用損失等が含まれる。さらに迷惑行為防止のための対策費用も求められ、請求額はさらに増える可能性があるとしている。
一方で、少年側は行為を認めつつも、請求棄却を求める姿勢を見せている。「反省の日々を送っている」と語りつつ、「客の減少は同業他店との競合も考えられる」と反論している。
少年とその家族は、地元では評判の良い一家で、親切心にあふれた行動で周囲から好意的に見られていた。事件前は、少年が地元で遊んでいたり、親切に畑仕事を手伝ったりする姿が目撃されていた。しかし、その行為の影響で少年と家族は人目を避ける生活を送ることとなり、その厳しい状況は少年の母親にも影響を与えているとされる。
地元住民の証言からは、少年が親切で思いやりのある子であったこと、そして親従に善行を尽くしていた一家であったことが明らかになっている。そのような背景を踏まえた上で、少年の更生に向けた動きが期待されている。