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横浜流星がボクシングプロテストに合格!空手などの格闘技から学んだ熱い思い

俳優の横浜流星が、映画『春に散る』の役作りの一環として、ボクシングプロテストに合格し、C級ライセンスを取得したとの報道がありました。映画は沢木耕太郎の最高傑作『春に散る』を、瀬々敬久監督が映画化したもので、横浜流星と佐藤浩市が主演を務めます。物語は、不公平な判定でアメリカへ渡り、40年振りに帰国した元ボクサーの広岡仁一(佐藤浩市)と、偶然出会った現役ボクサー黒木翔吾(横浜流星)が、不公平な判定で失った自信を取り戻し、世界チャンピオンを目指すという人間ドラマです。

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ボクサー役を演じる横浜は、役作りのため、映画の撮影が始まる前からボクシングのトレーニングを積んでいましたが、映画の宣伝活動が始まる段階で、更に自分自身がプロボクサーになることの重要性を感じ、プロテストに挑戦することを決意しました。彼はプロテスト合格の喜びと感謝の気持ちを語りつつ、格闘技への熱い思いと、今回の挑戦が自身の芝居や今後の人生に活きると確信している様子を語っています。

彼は映画『春に散る』が多くの人々に届き、自身が愛するボクシングや格闘技が更に盛り上がることを願っています。なお、日本でプロボクサーになるためには、日本ボクシングコミッション(JBC)が開催するプロテストに合格し、「ボクサーライセンス」の取得が必要です。

日本ボクシングコミッション(JCB)によるプロボクサーのライセンス取得試験、プロテストは筆記と実技の二部構成で行われ、実技が重視されます。受験者同士で2ラウンドのスパーリングを行い、基本的な技術の有無が評価されます。勝敗は関係なく、技術が身に付いていれば合格できます。合格率は60%以上で、東京では月に1回以上、地方では不定期に開催されます。不合格の場合でも3ヶ月後に再受験可能です。

プロテストに合格するとC級ライセンスが得られ、4ラウンドの試合に出場できます。C級ボクサーは4勝でB級ライセンスに移行可能で、6ラウンドの試合に出場できます。さらに2勝するとA級ライセンスに切り替え可能で、8ラウンド以上の試合に出場でき、日本ランキング対象者となります。

プロボクサーの年齢制限は17歳から36歳で、37歳でライセンスが失効します。ただし、特例として現役チャンピオンやトーナメント進出者は継続可能です。キックボクシングなどの他プロスポーツのライセンスを持つ者は返上後にボクシングライセンスが取得できます。

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