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「意味」の違い

元旦と元日の違いとは?意味する時間の長さが違う!

2018/07/10

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新年の最初の日を表す言葉には、

「元旦」や「元日」があります。

言葉は似ていますが、

意味に違いがあります。

今回は元旦と元日の違いを解説していきます。

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元旦と元日の違いとは?

まず元旦とは、1月1日の午前中を指します。

一方、元日とは1年の最初の日、1月1日のことです。

 

元旦は時間帯を表し、

元日は日付を表します。

同じ1日でも、午後を過ぎれば元旦ではなくなります。

 

名前が似ていて覚えにくいですが、

そんな時は漢字を思い出せば簡単です。

元旦の「旦」の字には、下に線があります。

平らな地上から日、すなわち太陽が昇っているように見えますね。

 

この「旦」の字は、太陽が地平線から出る様子を模した漢字で、

朝や夜明けを意味します。

元日は「旦」ではなく「日」であり、

下の線が消えています。

 

もう地平線から空に昇りきった(午後)ので、

元旦ではなく元日と言います。

このように考えると覚えやすいです。

 

なお、元旦が正月の午前中というのは一般的ですが、

実はこれも諸説あります。

1月1日(元日)そのものも意味すると言われています。

しかし広く使われる意味は上記のものなので、

元旦=1月1日の朝という認識で良いでしょう。

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正月、旧正月、三が日、松の内とは?

他にも正月に関わる言葉には、

旧正月、三が日、松の内などがあります。

 

まず根本となる「正月」ですが、

本来、正月とは1月の別名です。

つまり1月1日から31日までを指します。

1月中はずっと正月が続く事になります。

 

正月休みや寝正月という言葉がありますが、

本来の意味を考えるなら、

1月中はずっと休暇をとってまったり過ごしたいですね。

 

旧正月とは、読んで字のごとく、

旧暦の正月を指します。

今の暦は太陽暦と呼ばれるものですが、

 

明治時代初期までは月の満ち欠けで決めた、

太陰暦という暦が用いられていました。

この太陰暦の正月を、旧正月と言います。

 

日本ではもう馴染みがありませんが、

中国やベトナムなどの文化では、旧正月の方が重要です。

 

太陽暦は1年が365日ですが、

太陰暦ではおよそ354日です。

10日の差がありますね。

これにより、正月と旧正月も10日前後のズレがあります。

 

また、具体的に何月何日が旧正月なのかも、

毎年変わります。

「この日からこの日までが旧正月」

とは一概に言えません。

 

三が日とは、元日から数えて3日間を指します。

正月の三が日を休日にしている企業が多いです。

 

松の内とは1月1日から15日までを指します。

松とは門松など、正月の飾りを意味します。

この松の内を基準に正月を決められたりしています。

 

前述の通り、正月は1月いっぱいを指しますが、

関西では松の内である15日までを、

正月としているようです。

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元旦と元日の違いとは?意味する時間の長さが違う!のまとめ

元旦は1月1日の午前中、

元日は1月1日を意味します。

正月は1月の別名なので、

1月そのものです。

 

旧正月は旧暦の1月の事で、

三が日は1日から3日まで。

松の内は1月15日までです。

 

表現方法はいろいろあるので、

年賀状もそれぞれの意味を把握し、

正しく書くと良いでしょう。

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